無題

とてもお世話になっている方のご家族の方が、ご逝去なさいました。
心からお悔やみ申し上げるとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。

親族の方、親しい方がお亡くなりになるのは、本当に悲しいし、つらいことだと思います。


少しだけ、私の思うところを書きます。

4年前の5月、親戚の男の子のことを思い出しました。病気だったのだけど、あの時は何が起こったのかよくわからなくて、その理不尽さに憤ろしくさえあって。ただただ泣くことしかできなかった。

4年経って、その間にもいろいろなことがあって、なんとなく思うようになったのは、忘れないことなのかな、ということ。そして記憶してる私が生きていくことなのかな、ということ。

血縁以外でも、しぐさとか技術とか精神とか人となりとか、そういうのって人から人へうつっていくものだと思います。

その人のことを覚えてたり、その人の何かを引き継いだ誰かがいる間、その人は生きているのと同義なのじゃないかな、と思うようになりました。詭弁かもしれないけれど、その人が生きた証なのじゃないかなって思います。


私は本当に何もできなくて、どうすることもできなくて、ただ、今のこの気持ちだけは忘れないと思います。


ここにこんなことを書くのは、本来不謹慎なことなのかもしれなかったし僭越なのですが、、、敢えて書きました。

改めて、ご冥福をお祈りします。黙祷。