メイプルストーリーで遊ぶpipeの日常を綴る日記です。
山もなく、落ちもなく。
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陰陽座
魑魅魍魎
前作「魔王戴天」もよかったんですが、
今作はなんかまたさらに強くなった感じが。
たぶん一番音作りが変わったんじゃないかと。
聴けば聴くほどよくなっていきます。
これはいいです。これは泣く。
今回はバンド結成時から一貫してテーマにしていた「妖怪」を前面に押し出してます。
12曲入ってるんですが、全曲見事にそれぞれの色をもってるというか、ベクトルが全く違う気がします。
だからか、CD一枚通して聴いても飽きないし、あっという間に一時間過ぎてます。
とりあえず聴いた感想ですが、
まず一曲目(酒呑童子)がかっこよすぎる。これはぞぞぞぞぞっと鳥肌が(笑)
洋楽メタルの流れを汲んでるというか、すごい重厚感です。こーれは何度聴いてもぞくぞくします。
途中で何回か展開するんですが、終わり方がちょっと変わってるし。
そこから2曲目になだれ込んでいくんですが、そこからも割と洋楽メタル系なのかな?ヘヴィロック?
私詳しくないのでわからないんですが(笑)そういう雰囲気ですね。
好きな人にはたまらんと思います。
尺的には短めの曲が多いですが、どんどんいろんな妖怪が出てくる感じで飽きません。
それぞれの曲にテーマ妖怪?みたいのがいるんですが、うん、なるほど…と。
曲ごとに雰囲気が違うし、ロックありファンクありで楽しめます。
個人的には「青坊主」が好き。
で、ですね。
10曲目の「道成寺蛇ノ獄」からの3曲は、泣きました。。。
3曲とも違う意味で泣けるんですけど、映画を見てるような感覚でした。
道成寺蛇ノ獄は元になる伝承があるんですが(元っていうかそのままか 安珍・清姫伝説)、
主に清姫の心情に重点を置いた歌詞かなと思いますが、
(安珍には彼なりの事情があったのかも知らんけど)、
やりきれなさや悲しさや恋しさやいろんなことを感じさせられました。う~ん深い。
ほんとに、映像があるのかと思わせるような曲です。イントロのギターから泣かせる。
鎮魂の歌は、かつてこういう時代って現実にあったんだよねと思いながら聴くとまた涙が。
人の生死に関してこんな表現ができるのかと。
死に際した人の気持ち、というのは本能的に涙を誘うのかな。
それでも人は続いてくんですね。
そしてそのあとに来る超ポップチューン(笑)このギャップ。
でもまたこれはなぜか泣ける。メロがいいからかな。エンドロール的な。
歳を重ねるごとにだんだん純粋さのようなものって自分の内に内にしまっていくような感じなんですが、
そういう純粋さを忘れないでいたらまたもっといろんなものが見えるよってことかんかな、と
解釈してみたり。いい曲です。
全曲通してけっこうバスドラがずんずんくるので重めのサウンドになってるのかな。
前よりも全体的に低音が太くなってる気がします。
そして両ボーカルの歌唱力と表現力がまた一段と…
ぞくっとさせたりほっとさせたり楽しませたり悲しませたり。
あ、結局また演奏陣のこと書けてない;
このアルバムは聴くほど良さが増してくる気がします。
しばらく聴きまくる予定。
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