家紋

冠婚葬祭の場に行くと、「家」を意識します。
結婚式や葬式で、紋の入った着物を着ている人を見たときとか、
あとはお墓へ行った時とか。

家紋をじっくり見る機会はそういう時くらいしかないかなと思うんですが、
各家に家紋というものがある日本の文化は、いいなぁと思います。
デザインもものすごくたくさんあって、見たこと無い紋のほうが多いと思うけど、
いいなぁと思います。



自分のお家の家紋を探してみても、おもしろいかもしれません。
紋処さんのデータ量がすごいので、ちょくちょく見て楽しんでいます。

無題

じいちゃんが亡くなって、急遽実家へ行ってきました。
母方のじいちゃんで一緒には住んでいなかったけど、小さい頃はしょっちゅう母の実家に出入りしてたし、大事なじいちゃんでした。

今年の1月頃に肺の感染症のようなものを患って、それから家で養生していたんだけど、だんだん体も弱くなり、そのまま家で家族に看取られて。

16日の晩に、昼間様子を見に行った母親から、「明日明後日ということは無いやろうけど、そんなに遠くはないと思う」という話を聞いたんですが、その次の日のことでした。だからびっくりした。
（あとから聞いた話、ばあちゃんは「あと二、三日やぞぉ」なんて言っていたらしいけど）

ちょうど金曜日だったし、連絡を受けたその日のうちに帰ってじいちゃんの顔を見に行って、そのまま通夜や葬儀でした。
諸事情で、会いに行きたいけど行けない状況が何年も続いていたので、本当に久しぶりでした。
足や腕は細ってしまったそうだけど、顔はあんまり変わってなかったなぁ。

母方の親戚衆とも長い間ぶりだったので、「はやそんなに大きくなったの！？」なんて会話をしたりされたり･･･


従姉弟たちと話していて、誰と話しても同じことを言ってました。
「酒ようけ飲んで、タバコ吸って、ガハハハって笑っとるイメージが強いなぁ（笑）」
て、全員が言ってました。孫にはそういうじいちゃんやったなぁ。


享年91歳、本人の希望どおり自分の家で亡くなりました。
寂しいなと思うけど、悲しいというのとはちょっと違う感じがしています。
「ああ、逝かはったんやな」という感じ。
これが「順番」ということなのかな、とも思いました。


誰でもいつか死ぬんだけど、自分はいつどうやって死んでいくんだろうなぁと、思ったり。
全うして、穏やかな気持ちで逝けたらいいなぁと、思ったり。


ちょっとニコッと微笑んだ遺影を見るたびに、寂し涙がたくさんでました。
いろんなこと思い出すけど、やっぱり「ガハハハ」を一番思い出すなぁ。


従姉弟に、だいぶザルで、どれだけビール瓶を向けても断ることがない姉ちゃんが一人います。
「のりちゃんはじいちゃんの孫やなぁ」
と、こっそり心の中で思いました（笑）

じいちゃんありがとう。

挽歌

車に乗ったらなんだかタイムリーに挽歌。

渋い。

帰り道

実家です。

夜に高速を走るのは久々でした。
私は少し窓を開けて走るのでけっこうバタバタうるさいんですが、
今夜はそれ以上に虫の鳴き声が大きかったです。
秋なんだなぁと思いました。

ひるがの高原のサービスエリアで車を降りたら、
ちょっと想像以上に寒くって、

「ぅぉ　さぁむっ」

と一人で呟いてしまいました。

そしてサービスエリア内のサークルＫにてチョコスコーンを買ったら、
パッと見はそれほど大きくなかったんですが、実はだいぶ厚みがあって、

「んぇ　でっかっ」

とまた一人で呟いてしまいました。
（しっかり完食しました）


実家にきたら、星が良く見えます。

そんな9月17日。

番凩

日に日に月が綺麗になっていきます。
19時にはもう暗くなりました。


【憂辛】番凩ふたりで歌ってみた【うさトゥライ】



うささんとトゥライさんの声の相性がよくて好きです。
女声と男声のハモりって難しいと思うんですけど、とてもきれいだなと思います。


いろんな歌ってみたを見るのが楽しみな秋の夜長になってきました。